下痢になりやすい原因は牛乳?日本人は弱い??

あなたは乳糖不耐症?

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして下痢をする、という体質の人は日本人には珍しくないと言われています。

特に、激しい下痢を起こす症状が出ることを「乳糖不耐症」といいます。乳糖不耐症の原因として、その人の腸内に乳糖を分解する酵素が少ないことが挙げられます。

牛乳にもたっぷり含まれている乳糖は、哺乳類である人の母乳にも含まれています。でも赤ちゃんで母乳の度に下痢をする赤ちゃんはいませんよね。

これは、乳幼児期にはその乳糖を分解する酵素の働きが活発なのに成長するにつれて弱くなる人がいるからです。

そもそもどうして日本人の腸は牛乳に弱いのでしょう。これは有色人種によくある体質のようです。 

ヨーロッパには飲むと下痢をする人の人口が全体の1割程度なのに比べて、アジアには8割以上いると言われています。中には子供の時に学校給食に毎日出る牛乳を飲むことによって克服する人もいるようです。

考えてみれば牛乳は昔の日本人の食事風景には出てこなかった舶来品。ヨーロッパやアメリカの方が歴史的に長い付き合いになるので体も牛乳をはじめ乳製品全般に適応している、ということなのでしょうか。

自分が乳糖不耐症かもしれないな、と思ったら、思い切って牛乳をやめてみましょう。食事の前に飲むと下痢になるという方は、食事と一緒もしくは食事の後で牛乳を飲んでみてください。

乳酸菌を摂りストレスにも気配りを

もしも牛乳を飲まないことが栄養面で気になるなら、牛乳の代わりにヨーグルトやチーズなどの発酵食品を食べるというのもいいでしょう。これらは乳糖がすでに少し分解されている食品になるので、下痢にはなりにくいです。

そもそもその人の腸が丈夫で腸内環境が正常なら、少しくらい牛乳が入ってきても下痢をすることはありません。これは腸の中にいる善玉菌のおかげです。

「どうも牛乳を飲むと下痢をしやすいな」という人は、普段から善玉菌を増やす食事を心がけてみるといいかもしれません。

善玉菌を増やす食事とは、例えばヨーグルト・チーズ・納豆・味噌・キムチなどの乳酸菌を多く含んでいるものや、体の中で善玉菌の栄養源となるオリゴ糖を多く含んだ食べ物を使った食事。

普段から料理に使う砂糖をオリゴ糖に変えてみるのもいいかもしれませんね。善玉菌の敵、悪玉菌は肉食中心の食事が原因で増えたりするので要注意です。

また、食事以外で注意したいのはストレスなどの精神的要因でも悪玉菌は増えるということ。なるべくストレスフリーに毎日を過ごすことが大切なようです。 牛乳は学校給食には毎日出ますが、毎日飲んでいると腸が慣れてきて下痢をしにくい体になるとも言われています。

ただ牛乳を飲むことそれ自体を疑問視するお医者さんもいるのも事実で、血液型によって牛乳が合う体質と合わない体質にわかれる、という専門家もいます。それぞれ自分の体に合った牛乳の飲み方を見つけて上手に付き合いましょう。