餅は下痢の時に食べて良いのか?

縁起が良くて良い食べ物

私たち日本人がお正月には必ず食べたくなるもの、お餅。

歴史は古く、日本では大昔から稲作信仰というものがあったそうです。これを由来として、今でもお正月などのおめでたい日の行事には欠かせない縁起物の食材となっているのだそうです。

確かにお餅、と聞くだけでなんとなくおめでたい雰囲気が漂う気がしてしまいますね。紅白餅などはその名のとおり祝辞事のときのものですし、お葬式に関連するものでも、例えば四十九餅などは死者の往生を祝うというお祝いの意味合いがあるようです。

また、その栄養価も高く、マッチ箱程度の大きさのつき餅1個でお茶碗一杯分のご飯と同じくらいのカロリーがあります。お餅が入ったうどんを「力うどん」というのはその名の通り、力が出ますよ、ということなのでしょうね。

お正月以外でお餅を食事の時に頻繁に食べる習慣がある人は珍しいかもしれませんが、最近では長期間保存ができる食材として、災害時のための備蓄食材としても重宝されています。

かつての縁起物の食事であるお餅が現代では備蓄食材となっているのはなんだか不思議ですねそんなお餅ですが、体調不良の時にも是非いただきたい食材の一つです。例えば下痢の時、おかゆやうどんと並んでおすすめできる食材です。

少量で柔らかくすればお勧め

下痢が始まったばかりなら一切の食事は控えて胃腸を休ませるほうがいいと思いますが、そのうちおさまりかけるとお腹もすいてきます。

そんなときの食事には少ない量で栄養価の高いお餅がオススメです。ただ、いただくお餅の硬さには要注意。よく、「便が柔らかいときは食事も柔らかいものを」と言いますね。

下痢をしているときは、お餅も固く焼いたものよりも、お出汁と一緒にトロトロに煮込んだものなどがおすすめです。 おすすめできる食事の内容として、お餅の他にもおかゆ、うどん、パン、豆腐、繊維質のない野菜、小魚などが挙げられます。

長引く下痢の後などは、体力の消耗も心配です。食事はこれらをバランス良く少しづつ食べるのが本来理想的ですが、特に手っ取り早く栄養補給をしたい時には柔らかく煮たお餅を食べるといいでしょう。

下痢は、脱水症状になりやすいので水分補給が不可欠です。お餅を他の野菜と出汁に入れて頂くお雑煮のような食事なら、水分も一緒にとれて良いでしょう。

栄養の溶け出した汁は水分補給と栄養補給の観点からも最後までいただきましょう。 逆に下痢の時に避けたほうがいい食事の内容として、繊維の多いごぼうやきのこ類、たけのこなどが挙げられます。

完全に治って便が普通の状態に戻るまでは食事にこれらの材料を使用するのは控えましょう。かぼちゃやほうれん草、大根(いずれも柔らかく煮たもの)などがオススメです。